感想>恩田陸『ユージニア』

返却日前になって焦って読み始めた作品でしたが
内容にどんどん引き込まれてしまった

とある大量殺人事件に関係した人々を
1章ごとにスポットをあてて様々な形式で語り
視点を変えるコトで点だったモノが
繋がっていく感じが面白かった


しかし一番印象に残っているのは
何人かでお喋りをしていて、ふっと全員の話が同時に途切れて
静かになってしまった瞬間のことを『天使が通った』って言うらしいよ
という言葉

こういう表現の仕方っていいですよね